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【内定者インタビュー2】「ここで働きたい」が初日に決まった、奇跡の出会い

本記事では、「動物病院就活実習ツアー」に参加し、その後見事に内定を勝ち取った先輩のリアルな声をお届けします。
授業や教科書だけでは得られない、実際の現場での学びや気づきが、どのように進路選択の決め手となったのかをじっくり掘り下げました。

ツアー参加前は「どんな病院を選んだらいいかわからない」「実習で何を重視すればいいの?」といった悩みを抱えていた先輩も、実際に複数の病院を訪れ、スタッフとのコミュニケーションや院長先生との出会いを通じて、自分らしいキャリアの方向性を見つけました。

この記事を読むことで、
  • 実習先で注目すべきポイント
  • 先輩が「ここで働きたい!」と思った瞬間
  • ツアーを活用して効率的に病院を見極めるコツ
など、具体的なノウハウが手に入ります。これから実習や就活に臨む皆さんの、自信と一歩を後押しするヒントが満載です。

本記事では、インタビューにご協力いただいた北里大学6年生のTZさん(仮名)にフォーカス。
彼女がツアー参加前に抱えていた不安から、実習中の発見、そして内定獲得までのストーリーを余すところなくお届けします。ぜひ最後までご覧ください!
TZさん(仮)
北里大学 6年生(実習時)
愛知県出身
内定先:近畿地方の動物病院
 

子どもの頃からの夢を実現するために

診察を受ける犬
西川:まずは簡単な自己紹介をお願いします。
TZ:子供の頃から動物が好きで、盲導犬のような働く犬たちに何かをしてあげたいと思っていました。獣医師になりたいと意識したのは中学生くらいからで、はじめから小動物臨床獣医師を目指していました。

学生時代から積極的に実習へ

西川:入学時から小動物臨床希望ということは、実習も早くから行っていたのですか? 
TZ:就職活動を意識してという意味であれば、大学4年生の春休みからですが、実家の近くの動物病院には1年生の頃から実習に行かせていただいていました。
西川:就職先が決まるまでに何件くらい行きましたか?
TZ:10件以上は行ったと思います。開業が目標なので、学生のうちにできるだけ多くの動物病院を見ておきたくて、地域は限定せずに、時間が許す限りは行きました。

実習で重視していたポイント

猫と飼い主
西川:実習ではどのようなことを見ていましたか? 
TZ:看護師さんのスキルの高さを見ていました。看護師さんのスキルが高い病院は、教えてもらえる、やる気があればやれる環境があると捉えていました。また、看護師さんの評判が良い病院は、良い病院というイメージもあります。
西川:1日の診療件数を気にする学生さんも多いですが、T Zさんはいかがでしたか?
TZ:件数はあまり気にしていませんでしたが、忙しさを感じる病院の方が就職したいと思えました。ときどき、忙しいとコミュニケーションが取れないという意見を聞くのです
が、忙しいなかでもコミュニケーションが取れる病院もあれば、忙しくなくてもコミュニケーションが取れていない病院もあるので、件数によらないと思います。あと数字で聞いてもピンとこないので、実習日の症例の内容や、忙しさの肌感などを大切にしていました。

決め手は“人と人”の相性

楽しそうに会話をする獣医師
西川:ほかに重視していた点はありすか?
TZ:飲みに連れて行ってくれるかが私にはとても重要なポイントでした。内定先の院長先生とはカウンターで肩を並べて飲ませていただいたのですが、そういう密なコミュニケーションが、私にはとても刺さり
ました。
西川:飲みニケーションの好き好きは個人差がありますから、そういうのが合うのも重要ですよね。ちなみに、2回目の実習を希望する基準はどんなところでしたか?
TZ:人間関係も含めて、もっとじっくり見たいと思うかです。実際にそこで働くことをイメージしたときに、院長先生の背中を追いかけたいと思えるか、追いかけられる環境にあるのかなどを考えました。

「ありのままの院長先生」に惹かれて

西川:内定先は2回で就職を希望されていましたが、他の病院との違いは何だと思いますか?
TZ:院長先生です。キャラクター自体は強めで、人によって相性があるかもしれませんが、裏表のなさそうな、取り繕ってないところに、グッと心が掴まれました。ありのままの自分でもぶつかっていけると思えて、そこで働くイメージが湧き、正直、1回目の実習の時点でここに就職したいと強く思
いました。
西川:TZさんと初めて面談したとき、多くの病院に実習に行っているけれども、どれも決め手に欠けて迷っている印象を受けました。もしかしたら個性の強い病院には行っていないのかなと思い、あえて「院長先生がお一人で診療されていて、症例数がとても多い、正直めちゃくちゃ忙しい病院」を紹介してみたんですよ。うまくマッチしてよかったですけど、はじめに私がその病院の話をしたとき、正直どう思われましたか?
TZ:かなり不安でした。実習に向かう道中も、「せっかく紹介してくれたから一応行くけど、ここに就職することはないだろうな……」と思っていたので、奇跡の出会いを導いてくれて、本当に感謝しています。
西川:就職するかはさておき、TZさんは院長先生と仲良くなれそうな気がしたんですよ。お役に立てて良かったです。

「相性」を見極めてくれたコンサルタントの存在

パソコンを見る犬
TZ:私の性格まで加味して病院を探してくれるコンサルさんは西川さんが初めてでした。動物病院への就職は相性があるなか、ここまで性格や希望をしっかり聞きとってくれる方
はほかにいないと思います。
西川:そこまで言っていただけて嬉しいです。内定先の病院とはその後、連絡はとられていますか?
TZ:病院にいる院長先生のお姉さんがとても面倒見の良い方で、よく連絡をくださいます。現地の土地勘がまったくないなか住む場所を探すのは大変そうだと思ったのですが、不安に思う前にすでにマンションやアパートの候補を探して提案してくれて、娘のように可愛がってくれそうな雰囲気を感じています。両親にも就職先の病院について話をするのです
が、一つ一つのエピソードを伝えるたびに、安心してくれて
いるようです。
西川:良い出会いをサポートできて本当に良かったです。今日はお時間いただきありがとうございました。

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走る犬
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